株式・REIT・債券・金の4種の資産を用いてポートフォリオ全体のリスクを抑えたうえで分散投資をし、株式のリスクと同じレベルになるまでレバレッジを引き上げた超バランス投信。固定比率運用。
グローバル5.5倍バランスファンド(1年決算型) | 日興アセットマネジメント (nikkoam.com)
目次
商品解説
ポートフォリオ構成

レバレッジのタイミングは時間経過によりポートフォリオの資産比率が当初の固定比率からある程度外れた時に実施する。
シャープレシオ
ポートフォリオヴィジュアライザーにてアセットアロケーションを再現してみました。
世界株式は米国株式と非米国株式とで半々で組み合わせています。
世界債券は為替ヘッジ(シミュレーションではドルヘッジ)付を選択しています。

これに5.5倍のレバレッジをかける。
ハイパーインフレ時にどれほど耐える?
債券400%。デュレーション8年相当が4個分。金利上昇にめっちゃ弱い!1970年代に先進国の長期金利は20%まで達した。もし明日長期金利が20%に達したとき、ポートフォリオに与える損失について考える。
債券価格と利回り(表) – 高精度計算サイト (casio.jp)

表面利率0%の10年国債の最終利回りが0%から20%に上昇するとき、債券価格は100 -> 33 で67%ダウンする。
本投信は資産割合を債券に400%振っているが、1か国あたり40%ほどになるので、1か国で一夜の金利上昇が発生してもポートフォリオに与える損失は40%×(-67%)=約-31%であり、デフォルトはまぬがれる。
該当ポートフォリオを自身で作成される場合
アセット比率 | 再現 | 倍率 |
世界株式100% | ダウ2倍(2040) | 50% |
世界REIT25% | 先進国REIT(2515) | 25% |
世界債券400% | 米国20年債 (2621) | 200% |
金25% | 金2倍 (2036) | 12.5% |
アセットが多いため、ETF等を使ってポートフォリオ再現を行うのは難しいでしょう。
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